精密3次元データ化画像

カテゴリ
技術情報 
タグ
海洋調査 

海底沈船の3次元データ化

当社の独自技術である海底写真測量技術を使い、歪みの無い一定光量の精密重複画像を撮影し、独自に開発した点群処理システムで水深38mに沈んだ潜水艇を3次元データ化しました。
このデータは対象物を引き上げてレーザー計測するのと同等の精度を有し、各研究者が必要とする寸法・形状・質感もコンピュータ上で再現できます。
引揚不可能な海底沈船や海底遺跡を3次元データ化して保存することにより、現在の状態をそのまま未来に引き継ぐ事が可能になります。
また対象物は、2015年8月に当社が静岡県下田市須崎沖にて発見した特攻潜水艇「海龍」です。水深38mだったことから水中撮影にはリブリーザーテクノロジーを使い、約3時間の連続潜水により撮影しました。

関連記事

BLUE ECONOMY EXPO@Suruga Bay に出展しました

マルチビーム音響測深機(MBES)とは?海洋調査・洋上風力発電での活用

終戦直後の平和の象徴「緑十字機」海底探索

ROV(遠隔操縦無人潜水艇)とは?海中作業を支える技術