総合防災訓練で自動運用型ドローンシステムを実証

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令和7年度 静岡県総合防災訓練に参加

ウインディーネットワークは、令和7年8月27日(水)に実施された静岡県総合防災訓練に参加いたしました。この訓練は大規模地震の発生を想定し、発災24時間後における被災状況の把握と初動対応を目的として、県とその他関連機関が一堂に会して実施されたものです。

本部となる賀茂地域局危機管理庁舎には、静岡県管内事務所、下田警察署、下田海上保安部、下田消防署、自衛隊、管内6市町、沼津河川国道事務所、東京電力パワーグリッドなど、多くの機関が参集し、本部運営訓練が行われました。


ウインディーネットワークの役割

当社は今回の訓練において、自動運用型ドローンシステムを活用し、現場上空から取得した映像を防災本部へリアルタイム配信いたしました。このシステムにより、災害発生時に人が立ち入ることが難しいエリアの状況を迅速に把握でき、現場と本部の間で正確な情報共有を可能にします。

自動運用型ドローンは、離発着から飛行ルートの設定、データの収集・配信までを自動で行うため、有人操作に比べて即応性が高く、災害対応における情報収集のスピードと安全性を大幅に向上させることができます。

自動運用型ドローンシステムの搬入

ライブ映像配信の確認

自動運用型ドローンシステム

総合防災ソリューションの一環として

本システムは、当社が提供する総合防災ソリューションの一部です。ドローンによる空撮だけでなく、広域のモニタリング、防災・減災に直結する多様なサービスを組み合わせて提供しています。今回の訓練では、その有効性を実証することができました。

今後もウインディーネットワークは、最先端のドローン技術と防災DXを通じて、安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。

総合防災ソリューション

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