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埋設物探査とは ― 目に見えない鉄製構造物とケーブルを把握するための調査技術

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埋設物探査とは ― 目に見えない鉄製構造物とケーブルを把握するための調査技術

埋設物探査とは ― 目に見えない鉄製構造物とケーブルを把握するための調査技術

埋設物探査とは、地中や海底下に埋没している鉄製構造物や海底ケーブルの位置・埋設状態を把握するための調査手法です。 過去の工事により残置された鉄管や鋼材、敷設後に位置が不明瞭となった海底ケーブルなどは、設計・施工・維持管理において大きなリスク要因となります。

これらの「目に見えない障害物」を事前に把握することは、施工トラブルの回避だけでなく、調査・工事コストの最適化や安全性の確保にも直結します。


地中埋設物探査 ― 磁気探査による鉄製埋設物の検出

地中埋設物探査では、高精度な磁気探査を用いて、地中や海底下に埋没した鉄製構造物に由来する磁気異常を検出します。 この手法により、目視や音響探査では把握が困難な鉄管、鋼材、基礎構造物の残置物などを、平面位置および埋設深度として把握することが可能です。

地中埋設物探査システムは、施工前の一次スクリーニングとして有効であり、調査対象エリア全体を効率的に把握することで、 詳細調査が必要な箇所を絞り込む役割を果たします。


海底ケーブルトラッキング ― 敷設状況を正確に把握する

洋上風力発電や海洋インフラでは、送電用海底ケーブルの正確な位置と埋設状態の把握が不可欠です。 特に、埋設深度の変化や露出区間の有無は、外力や周辺作業による損傷リスク評価に大きく影響します。

海底ケーブルトラッキングシステムでは、海底に埋設されたケーブルを検知し、その平面位置や埋設深度を高精度に特定します。 これにより、敷設状況の確認や、維持管理・更新計画に必要な基礎データを取得することが可能となります。


埋設物探査が果たす役割

埋設物探査は、単に「障害物を見つける」ための調査ではありません。 鉄製埋設物や海底ケーブルの存在を事前に把握することで、設計段階でのリスク低減、施工計画の合理化、運用・保守フェーズにおけるトラブル回避につながります。

地中埋設物探査システムと海底ケーブルトラッキングシステムを組み合わせることで、 陸域近傍から海底下まで一貫した埋設物情報を取得でき、海洋インフラ事業を支える基盤情報として活用することができます。

地層・埋設物探査

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