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公共事業のデジタル化とは? 陸海インフラの“見える化”と未来技術

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公共事業のデジタル化とは? 陸海インフラの“見える化”と未来技術

公共事業で加速するデジタル化の背景

日本では橋梁やダムなどの公共インフラが老朽化し、人手不足も深刻化しています。国交省が推進するi‑ConstructionやBIM/CIM、そしてSociety 5.0に基づくICT施工などの取り組みにより、現場の生産性向上と安全確保が不可欠となっています。


陸上インフラで導入されるデジタル技術

  • ドローン測量・3Dレーザー測量:3次元モデルを活用した設計から点検・維持管理に至る一連のワークフローが整備され、施工の効率化や安全性の向上に寄与。
  • ICT施工機械:GNSS搭載建設機械により無人・省力化が進み、施工の自動化と遠隔操作が今後拡大予定。
  • センサー+AI+クラウド:IoTセンサーによるリアルタイム監視とAI解析が、予知保全と迅速な対応を可能にし、維持管理コストの削減に寄与。

海中インフラにおけるデジタル化動向

  • ROV/AUV+音響測深:水中構造物や海底地形を高精度に測量し、定位しながら点検できる技術が確立。
  • リアルタイムGIS共有:現場で取得した映像や位置情報をクラウドで即時共有し、調査支援や意思決定を迅速化。

未来の公共事業──デジタルツインとAI運用へ

将来的には、道路・橋梁・海底インフラなどがリアルタイムに連動する「デジタルツイン」とAIによる自動診断が標準化されます。
これにより、人手による点検が削減され、異常は即時検知・通知・対処され、最適なタイミングでメンテナンスが行われる高度なインフラ運用モデルが構築されます。


ウインディーネットワークの取り組み

当社は、陸上ではドローン測量やAI画像解析、海中では水中AIカメラや海底マッピングシステム、リアルタイムGIS共有などを含む先端技術の導入を積極的に行っています。
常に新技術に目を向け、自社サービスへ組み込みながら、公共インフラの安全と効率を両立するDXパートナーとして進化し続けます。

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