静岡・福島を結ぶ運用で、場所を問わない遠隔操作性
令和7年11月19日(水)、ウインディーネットワークは、福島県沖における海底放射線量計測を目的とした小型無人船「Windy-3S」の令和7年度遠隔操作実証試験を完了しました。本年度は、静岡県にある当社海洋技術研究所と福島県内の2地点を結ぶ三拠点通信・遠隔操作体制を構築し、場所を問わず安定して遠隔運用できることを確認したうえで、海底放射線観測を実施しました。
実証試験の目的と背景
日本原子力研究開発機構(JAEA)より、海底の放射線量を安全かつ確実に計測する手段の確立が求められていました。空中・地上・海上の空間線量観測は既に手法がある一方で、海底計測は従来手段が乏しく、海洋環境や航行特性に精通した運用体制が不可欠です。これらの要件を満たす事業者として、当社が選定され観測が行われてきました。
実施体制と通信インフラ
本年度は三拠点(静岡の海洋技術研究所+福島の2地点)を結ぶ通信体制を構築し、Starlinkを利用した衛星通信により、遠隔地からの安定した操縦・監視を実現しました。これにより、操作者が現地にいない状態でもリアルタイムに航行制御やセンサー管理が行えることを確認しました。

静岡県の海洋研究所から遠隔操作

3拠点を結ぶ通信体制を構築
当日の作業風景
本実証の一部と当社による運用状況のダイジェストをご覧いただけます。
海洋環境調査




