OCEANOGRAPHIC SURVEY
海洋環境調査
当社が行う海洋環境調査とは
私どもウインディーネットワークは、海底オルソ画像からわかりやすい地図“3D海底地形モデル”を作成します。
東京大学水野准教授と共同で開発された水中グライダーSSS(スピーディー・シー・スキャナー)の調査では、高精度な3D海底地形モデルプラス、生物健康映像を観察する事で正確な位置上に環境調査データベースを構築し、発注者・調査研究員の方々のサポートを行います。
サンゴ礁分布状況調査
映像と位置情報、そして3Dモデルのすべてを満たす水中グライダー“SSS(スピーディー・シー・スキャナー)” を東京大学 水野准教授と共同開発いたしました。(特許第6855651号)
現状の調査手法に対し調査面積が格段にアップし、高精細な映像の取得が可能となりました。
もっと詳細な動画を見たい方はこちら
藻場分布状況調査
浅水域における植生マッピング
藻場生息水深調査において、マルチビーム音響測深機を使用することで高効率に精密3次元データを取得することができます。
同時取得する後方散乱データ(反射強度)を用いて、底質を分類するためのデータを取得し、砂場・岩場等、“3次元精密地形モデル”+“植生マッピング”を提供いたします。
水中グライダー“SSS(スピーディー・シー・スキャナー)”を合わせた複合調査もご提案いたします。

反射強度による藻類の分類を研究

水中ドローンで高解像度の映像

3D海底地形MAP(等深線付加)

海底面表層(音響反射強度画像)

3D海底地形MAP(等深線付加)

Windy-CS立体図で傾斜傾向を強調

海底面表層(音響反射強度画像)

3D海底地形MAP(等深線付加)
無人観測船
活躍するのは無人観測船
無人観測船を活用した放射能観測を実施し、定量的に海洋定点を陸上基地より遠隔監視で安全に測定できます。
無人観測船にはマルチビーム音響ソナーも搭載しており、3D海底地形データの収集や海底地形モデリングも可能です。
無人観測船Windy-2S

無人観測船Windy-2S
無人観測船Windy-3S

マルチビーム計測による3DMAP

遠隔操作指令室(リモート監視)

海底放射能観測

マルチビーム海底地形計測
もっと詳細な動画を見たい方はこちら
持続可能な技術の先進性
目指したのは、リモートセンシングサーベイによる無人遠隔操作の実現です。これによって有人船と同等クラスの観測精度が保持され、無人船による観測でも海域における安全性が確保されます。緊急時、有人では対応が困難な海域にも即応できるモデルを開発しました。
開発事例・プロジェクト
外洋における波・風・潮の流れ。これらの影響を適切に補正航行できる能力を持つ、無人観測船を開発しました。また陸上から5km程度の遠隔通信ができるよう、市販製品の音響ソナーを使った無線装置を考案。無人観測船の航行制御、音響ソナーのデータ収集を行う技術を生み出しました。現在は開発モデルとなった Windy-3S 号(ヨットタイプ)と、派生モデルの Windy-SS 号(小型タイプ)を用意しています。
- 無人観測船の航行性能保持による要素技術の開発
- 5km程度の遠隔操作が可能な WiFi 無線通信による要素技術の開発
- 市販製品の音響ソナーを遠隔操作できる要素技術の開発