
静岡県内でUnreal Engineを活用する企業として招待
2025年2月1日、ウインディーネットワークは静岡新聞社主催の「Unreal Engine Meetup in Shizuoka」ワークショップに特別招待され、静岡県内でUnreal Engineを活用する企業として当社が制作した水中考古学VR体験を展示しました。
本イベントでは、2月19日~21日に東京で開催される「Wind Expo風力発電展」で公開予定の最新の水中VR体験を、来場者の皆様にいち早く体験していただきました。Epic Gamesの代表を含むUnreal Engineの技術者の皆様からは大変ご好評いただきました。特に独自に取得した調査データをもとに、実際の水中遺産を精密に仮想空間で再現している点に多くの驚きの声が寄せられました。
「Wind Expo風力発電展」について詳しく:Wind Expo[春]第15回[国際]風力発電展

弊社の水中考古学VR体験の製作者へのインタビュー
作成して展示されたVR体験で、特に苦労した点はどこでしょうか?
本当に色々ありますが、VRで表示すると起こる画質低下を、最小限にするための細かな設定検証などです。
水中考古学VR体験を作成する際に、特にこだわった点はありますか?
ノンゲームの分野のUnreal Engine のコンテンツは、静止物(建造物・遺跡など)を見せることが重要な目的なのですが、それだとUnreal Engineの魅力の半分も生かせていないと思われました。 あくまで、お客様ありきのコンテンツなので、面白く・楽しく見ていただくための、エンタメ性にもこだわりました。また、ナレーションなどの音声を入れることによって、事前知識や専門家がいないと理解しずらい遺跡なども、わかりやすく解説しております。
今回のUnreal Engine勉強会で展示された際に、特に感じたことはありますか?
やはり、好きになってもらうこと、そして「じゃあちょっとやってみようかな?」と思う人を増やすことが大切だと感じました。もっと簡単にできるようにして、できる人の総体数を増やすことが重要です。そのためには、量・質ともにコンテンツありきです。ノンゲーム分野では、販売するわけではないので、世の中に幅広く出る機会も限られます。UEのPixel Streamingなどが、AWSなどのGPUサーバーを、個人レベルでももっと安価に行えるような世の中になっていくことを望みます。

